高島平の熱帯植物園《前編》

こんにちは!

 

放映中の朝ドラ主人公の牧野富太郎にまつわる「春らんまん展」をやっていると数日前の首都圏ニュースで報じていたことから、高島平にある『板橋区立熱帯環境植物館』の存在を知り、大型連休の谷間の今日を利用して訪れました。
その名前の通り、熱帯の植物と水生動物がテーマでした。

 

筆者は(最近は機会は少ないですが、)植物園や水族館が結構好きです。
"23区内の植物園ってどうなのかなぁ” と内心思っていましたが、行ってみてなかなかエキゾチックで レアな内容で、大変インパクトがありました。この場所、なかなかです。

 

 

地下鉄の高島平駅から徒歩7分ほど。大きな通り沿いのわかりやすい場所にありました。

 

館内案内図です。

 

券売機で入場券を買います。
大人一人、区民も来訪者も 同じ260円です。
この物価高騰インフレの時代に、この展示内容で260円はお財布に優しいと思いました。

 

さて、まず水族館・水槽ブースからスタートです。

ゴールデンウィーク中の平日らしく、小学生くらいの親子連れ、学生、シニアの夫婦、女性の友人同士など いろいろな人が来ていましたが、それほど混んではいなかったです。


ほの暗い室内に青い照明は なかなか気分が上がります。(笑)

 

赤鯛と黒鯛の混合みたいな魚

 

この紫色の魚はなかなか珍しい。

 

おなかに白い水玉模様の衣装の魚

 

海月が上下動を繰り返している

 

これはムツゴロウだろうか? 水中から出て 岩の上にたたずんでいる

 

小水槽のゾーンを抜けると、大きめの水槽の前に出た。
体調50cmを越えていそうな巨大な魚、名前は不明。 
普通の水族館ではあまり見ない気がする。

 

これも同じくらい大きいです。鯉の仲間?

 

おやっ、エイがいます。
まわりの観覧者の話し声が聞こえてきましたが、このエイは 当館の名物で、なかなかの人気者らしいです。あとで知りましたが、エイのオブジェのクッションが売っていて人気だとか。

下のような説明プレートがありました。
「日本の水族館で見られるのは当館のみ」とあります。
チャオプラヤ川は、以前に出張の際にその雄大な流れを見ましたが、タイのバンコクを流れる大きな川ですね。あの川の中に こんなエイが泳いでいるのか....!

 

周囲を泳ぐ魚も鯉の亜種のようで、川魚っぽいですね。

 

悠然と構えるエイをしばらく見ていると、彼は急に体を翻して水槽の右の方向、階段の近くにすうっと移動して行きました。その際、おなか(裏面)が見えましたが真っ白で、なんとも優雅な姿に ハッとしてしまいました。

 

そう言えば、この水槽、周囲がガラスの普通の水槽のように見えますが、実は上の写真に見える階段を登って下をみるとわかりますが、実は自然の岩で岩礁のように作られた池で、廊下側の一つの面だけをガラス壁にしている作りです。
下の写真の手擦りのように見える梁の下はガラスで、そのガラスの右側は 植物を生えた 岩の池でした。そこに、先ほどの魚たちが泳いでいる。うーむ、面白くできている。

 

階段を登ったら、いよいよ植物園ゾーンへ。

 

暑いほどではないですが、少しナマ暖かいような ちょっと湿った亜熱帯の森の雰囲気の中へ。トロピカルな空気が漂って来ます。

 

ここから熱帯植物の写真を順番に並べますが、名前がわからなかった花もあります。
ほとんどは名札プレートが添えられていましたが、植物は幹や枝を交差して伸ばしているので、どっちがどっちかわからなかったものもあります。

 

先ずは、アイスクリームでお馴染みのバニラから。

 

これは蘭の一種ですかね。

不思議な雰囲気の紅い花

 

パキスタキス ルテア

黄色い花から 更に白い花びらが出ているように見える不思議な花姿だ。

 

前編はここまでです。

 

たぶんブログサイトの 写真枚数制限の関係ですが、続きは《後編》に譲ります。
トロピカルな花の写真がまだまだあります。