孫娘からの手紙

 

こんにちは。

 

先日、息子、(私の) 義兄、義兄の息子さん と 私を入れた4人で、銀座で会食しました。

 

息子も、義兄の息子さんも 30代中盤から40歳前後となって、勤め先でも一定のチームを任される立場になって来ていました。

 

息子達は独立して離れた場所に住んでいます。夏休みや正月などの相互訪問は頻繁にありますが、男性陣だけで2世代が集まって外でゆっくり飲みながら話す機会はこれまで一度もありませんでした。 子世代同士 (いとこ同士) の交流も、住まいが遠く離れていて平素はそれぞれ忙しいこともあり、意識的に機会を設けない限り実現するのはなかなか難しい。

 

ということで、妻たちの理解と後押しも得て一念発起、(子世代の)いとこ同志会う機会の設定という名目にかこつけて、息子たちの仕事ぶりの話を聞きたいなぁ”、と、集まることになったものです。

 

当日は、大いに盛り上がりました。

 

帰りに、自宅で「お留守番」してくれた息子の奥様と孫たちのために、ちょっとした菓子を持って帰ってもらいました。

数日して、家に郵便物が届いていました。通常の宣伝ハガキや事務的なビジネスレターとは全く オモムキ が異なります。

 

「ナンダ、これは?」とばかりに、オモテを見ると、宛名は私の名前になっていますが、切手が貼ってありません。
裏を見ると、封書の真ん中に切手が貼ってあります。そして右肩に 小さな子がよく描く絵が描いてある。 
差出人欄は、(オトナの字で)孫娘の名になっていました。(下の写真では、そこは伏せています。)

 

 

(封筒の裏)

 

もう一度 オモテを見ると、通常は切手を貼ってあるはずの位置に、オトナの字で『切手は裏』と書いてあるではありませんか!
よく郵便屋さんが届けてくれたものです。 郵便屋さん、ありがとう!

 

孫の〇〇からか!!、と、どんな内容なのかと不思議に思いながらも、差出人については一応ナットク。

 

開けると、可愛い絵が出てきました・・・。
孫娘は4歳で、ひらがなは少し読めますが、まだ自分で字は書けない。
人物の絵を書くのは好きです。

 

孫娘は、自分の家族と 親の実家のメンバーを絵に描いてくれて(親の助けを得て)送ってくれたということが、わかりました。
孫から手紙を貰ったのは初めてで、驚きました。 (ガツンとインパクトありました....)

 

冒頭に書いた、息子たちとの会食・飲み会の帰りに持って帰ってもらったお菓子のお礼の気持ちも入っているのかな、と想像しています。

 

「〇〇ちゃん、ありがとうね!」

 

今日、この手紙の返事を書いて出しました。

 

ではまた。

落語会 五街道雲助 一門

こんにちは。

 

先日、隣の市の市民会館に、五街道雲助の落語会 を観に行きました。

 

 

人間国宝の落語家の噺を近くで聴ける会があることを、当日の日にちが近づいてから 聞き及び、急ぎ 申し込んだら何とか取れました。

 

落語は、学生の頃にはTVで時々観ることがありましたが、最近はすっかり遠ざかっていて、恥ずかしながら雲助の落語も聴いたことがなかったのが正直なところです。

 

五街道雲助 (本名・若林恒夫さん(75) )は、つい昨年の2023年07月21日に 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されていたそうです。
ネットで少し検索してみたら、落語家の人間国宝 指定は、五代目柳家小さん上方落語の三代目桂米朝、十代目柳家小三治に次いで、まだ4人目だそうです。
かなり稀有な出来事なのですね!!

 

【経歴】
1968(昭和43)年、十代目金原亭馬生に入門
1981(昭和56)年、 真打昇進
【受賞歴】
2014(平成26)年 平成25年度(第64回)芸術選奨 文部科学大臣賞受賞(大衆芸能部門)
2016(平成28)年 紫綬褒章受賞
2023(令和5)年 重要無形文化財保持者(人間国宝)

 

 

隣町での人間国宝の噺、これは聴いてみる他ありません。
この日は ”一門会” ということで、弟子たち含め、五話が披露されました。

 

 

 

雲助師匠の演目は、『夜鷹そば屋』でした。
夜鷹そば屋を営む、子のない長屋暮らしの老夫婦と、そこへ客としてやってきた若い男との奇妙な邂逅を描写する人情ものです。

 

ざっとストーリーは、若い男が老夫婦の蕎麦屋に来て蕎麦を三杯平らげた後、自らの無銭飲食を明かし、自身番(今の交番のようなもの)に連れて行ってほしいと老夫婦に頼む。
ところが、老夫婦は自身番に連れていくどころか、自分たちの家に招き入れ、最終的に蕎麦の代金もタダにしてやる。しかも、それが憐れみや施しとしてではなく、あくまでも「店じまいに屋台を家まで担いで来るのを助けてくれた対価」として渡す配慮まで行き届いている。

 

おかしみと、孤独な人間同士の温かみある触れあいを描いた作品です。
重厚な中にも軽妙で、かつ体温の伝わる雲助の語り口で、最後まで引き込まれてしまいました。

 

落語の名人の方々の噺をまた聞きに行きたいです。

 

ではまた。

沼の野鳥

こんにちは。

 

寒さも そろそろ峠を越えたように思いますが、どうでしょうか?
昨日・今日は、久しぶりにすっきりと青空が広がり、引き締まった空気の中を心地良いウォーキングができました。そして多くの野鳥に会えました。

 

最初は、近くの沼まで降りて行く道すがら、住宅街でも よくみかける白セキレイ

 

そして おなじみのキジバト。家の庭にも しばしば飛んで来ます。

 

 

十分ほど歩いて沼畔に下りて来ました。
今日は気温も二桁の10度に届いて、穏やかで風もなく、野鳥たちも いつもより活発に動いているように見える。

 

白鳥(コブハクチョウ)が、沼の岸辺に近い枯草の上で暖を取っているかのようだ。
大陸との間を渡る白鳥も多い中で、この沼の白鳥は留鳥として一年中 見かけます。

 

カルガモがいました。
首を羽の中に隠して、まだ少し寒そうにしている。

 

遊歩道を少し歩くと、新しく人口の中洲ができています。
工事の看板を見ると、「植生帯の新設工事」となっていました。
地元の自治体(市)は、県立自然公園でもあるこの沼の浄化維持に加え 植生 (水生植物) の保護に取り組んでいます。
特定外来植物の「ナガエツルノゲイトウ」や「オオバナミズキンバイ」などの繁殖が旺盛で、結果として在来の水生植物である ヨシ、ヒメガマ、マコモなどが 圧迫されて減少しているとして、県の指導の元、予算の補助も得ながら定期的に外来種の刈り取りなどに取り組んでいるようです。

筆者は、この「植生帯」の設置効果についてはよくわかりませんが、自治体の広報などでは、” 抽水植物を主とする沼本来の水生植物を確実に活着させ得る施策 ” と説明しています。

 

 

この植生帯は また、結果的に水鳥が羽を休める場所としても機能しているようです。

 

あっ、オオバンがいました。つがいでしょうか。
オオバンは、小型で羽が真っ黒ですが 嘴 (くちばし) が白く、泳ぎ方がとても愛嬌があります。「市の鳥」に指定されています。

 

岸辺に近い枯草の浅瀬で、しきりに地面をつついています。餌となる小生物がいるのでしょう。

 

今度は、小さな鴨の仲間です。たぶん「コガモ」だと思います。

 

コガモも 春先から動きが活発になって来ました。
オオバン同様に、浅瀬で盛んに餌をついばんでいます。

 

ただ、コガモは警戒心が強いようで、シャッター押そうと水辺に一歩近づくと、飛んで逃げてしまいます。十数メートルは離れているのですが、なかなか近くに寄らせて貰えません(笑)。 さきほどのオオバンも同様に近づけてくれません。


コガモが飛び立つ瞬間をシャッターに捉えました。

 

写真を加工して、拡大してみます。

 

次は、白鷺の登場です。
この沼の白鷺は、コサギチュウサギダイサギ と 体のサイズで三種類が生息しているとされていますが、筆者はいまだに区別がつきません。

 

白鷺は、今日のように、まれに遊歩道に上がって来ることもあります。
写真の中央、遊歩道の曲がり角の先に小さく写っています。

 

更に歩くと、おやっ!、別の白鷺と同じ視界に、今度はアオサギが登場しました。
下の写真の左上に 白鷺がいて、右下の大きなグレーの鳥がアオサギです。
同じシャッターに同時に収まることは、なかなかないです。

 

白鷺が飛び立ちました。青空を背景に、ちょうど良いタイミングでした。

 

また少し歩くと、葦の茂みを隔ててアオサギが油断しているのか、岸辺に近いところにいました。

 

その先に、また別のアオサギが...。 今日はアオサギが多いです。

 

少し寄ると、またしても逃げられました。

 

暖かい日が増えて来ると野鳥に出会う機会も多くなってきます。動きも徐々に活発になってきます。
昨日今日は、久しぶりに青空が広がり、多くの水鳥に出会い、飛ぶ瞬間もいくつか撮れました。
寒さが緩む2月の中旬から5月のゴールデンウィーク過ぎくらいまでが、絶好の野鳥観察ウォーキングのシーズンです。

 

最後に、今がちょうど見頃となった白梅を。 キリっとした感じが良いですね。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ではまた。

太平洋側でも降雪と停電

 

こんにちは。

 

昨日2月5日は、南岸低気圧の影響で太平洋側でも ある程度の雪が降り、関東の各地で停電が起きました。

 

筆者の住む地域でも夜9時過ぎにいきなり電気の供給が止まり、数分で復旧するかと タカをくくっていたら、数分後に コンマ何秒か一瞬だけ灯りがついたかと思ったら、完全停電となりました。
TVを観てリラックスしていたのですが、仕方がなく寝室に引き上げて寝ることに。
東電が1時間ほどで設備を修理してくれるかとの甘い期待も空しく、寒い思いの中でなかなか寝付けなかったので、スマホで東電のホームページを見ました。
ちなみにインターネットの一般のアプリや 一般のニュースサイトも、反応がなくブランクになってしまうサイトも少なくなく、インターネットのサーバやルータの置かれた地点も停電していたかも知れません。

 

東電パワーグリッドのサイトを見てみました。

 

 

栃木・埼玉以外の各都県で停電が起きていましたが、いずれも、多くても6000軒程度。
筆者住む千葉県はたったの2500軒。 送電故障が起きた場所は かなり稀な様子。

 

 

 

東京の停電は、町田市がメイン。
神奈川は相模原が多いようです。
ビルの多い都心部や大きな都市は停電が殆ど無いように見え、雪で郊外などの樹木の枝がしなり、電線に接触ショートした影響かと想像。

 

 

 

千葉県内を見ると、なんと!! わが我孫子市に停電が集中。
と言っても千葉県は277万世帯あり、我孫子市だけでも6万数千世帯あるので、我が家が停電地域に入ったのは単純確率0.1%未満の、あり得ないほどの不運・・・
同じ市内の3kmほど離れた地域に住む人に訊いたら、停電はなかったと!

 

 

 

結局、真夜中の2時頃まで電気は止まっていたようでした。うつら うつらしながら、ふと気がついたら明け方5時になっていました。
5時半過ぎに、屋外でショベルを掻く音がするので慌てて起きて外に出たら、近所の方々が道の雪を取り除けていました。遅まきながら作業に合流。

 

あとから東電パワーグリッドのホームページを見てみると、停電の原因は、
・弊社設備トラブル
・降雪のよる影響
・(降雪による) 樹木と設備の接触
となっています。

 

ここ10年くらいは長い停電を経験していなかったので、送電設備も意外にもろいものだと感じました。

 

自宅の設備として『家庭給電用のバッテリー』を 備えようかと真剣に考えたりしますが、なかなか費用のかかるものなので、しないかも知れません。

 

ではまた。

キルト展

 

こんにちは。

 

先日、近くのデパートで「キルト展」をやっていたので、観に行って来ました。

 

筆者はセンスも技術も無いのでキルトを自分で作ったりは全くしませんが、幾何学模様の繰り返しパターンが好きなので、観るだけなら興味があります。

 

 

個人的に印象に残った作品(撮影自由)を掲載します。

 

これは、小田原城隈取りをモチーフにして、力強くユニークです。

 

これも黒と金色のメリハリが効いたインパクトのある作品です。

 

ビートルズの武道館公演がモチーフとか。

 

桜のグラデ―ションが鮮やかです。

 

この作品の作者は、筆者と同じ市に在住されているとか。カンガルーや花車が効いています。

 

以前に行った谷津バラ園を描いていて、親近感が湧きます。

 

下の「饗宴」という、海と夕焼けを描いた作家さんが、トークショーをされていました。水平線に目が行く雄大な光景です。

 

最後になりましたが、下のバラの作品は、ン十年前に 筆者の世代の アイドル?スターだった山口百恵さんに、キルトを指導されたベテラン作家の作品と聞きました。

 

暮れの紅白に キャンディーズの欄ちゃんが出場して、さすがのステージを見せてくれて唸り感心しましたが、話は飛躍して あくまで筆者の個人的な独り言ですが、山口百恵さんにカムバックして欲しいと思ったことは一度も無いですね。(笑)

 

ではまた

2024年 初ウォーキング

 

こんにちは。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

さて、年末年始は少し体調を崩したこともあり、ほとんど家の中にこもっていました。
三が日が過ぎて調子も戻って来たので、今日は今年初ウォーキングに出ました。

 

いま、サザンカ や 椿が綺麗ですね。

 

筆者は、サザンカと椿の区別がいま一つ定かではありません。
ネットで引くと、「サザンカは花びらが1枚ずつ独立しているので、ハラハラと花弁がばらけて散ります。 一方、ツバキは花弁が根元でつながり筒型になっているため、散る際には花ごとぽとりと落ちます。 交配品種もあるため例外もありますが、だいたいこれで見分けがつく」とあります。

 

であれば、これは どちらかな?
近づいて撮影。まだ判然としない。
散るタイミングでまた観察すればわかるでしょうか?

 

ウォーキングは、家の近くにある大手のゴルフ倶楽部の 敷地周辺路に沿って歩くことが多いですが、そのゴルフ場のメンテナンス什器類の倉庫と思われる建物に、晩秋の名残りの「カラスウリ」が へばりついています。
カラスウリは雑木林の低木の枝に絡みついて実をつけているというイメージが強いのですが、こういった建物の壁に細い枝を張って実をつけ、年明けまで何カ月も その実を温存している場合もあるのですね。
朱色の実がポトリと地面に落ちて朽ち、種が土に接するのを待っているのか、モズやカラスなどがついばんで、どこかに種を落としてくれるのを待っているのか、人間界の出来事を瞬間的に離れて、自然の草木が次世代に命をつなぐ知恵を想像するのも面白い。

 

 

丘を降りて沼まで来ました。
白鷺が居ます。冷たい風に寒くはないのか。

 

しばらく観ていると、沖からカルガモらしき一団が湾の中に入って来ました。
人間界では様々な出来事が起きているけれども、自然界はそういったことには無頓着に悠久の時間の経過を刻んでいます。
「日々の出来事・事件」と「それに動じない自然界」、その両方があってこそ、人間も色々な経験を越えて長い人生を生き、歴史がつながって行くのかも知れません。

 

とは言え、大きな試練の日々を送っている被災地に駆け付けて何らかの役に立つことも 難しいので、その地の人々が一日も早く平穏な日常を取り戻すことができるようにと願いを込め、ささやかな義援金日本赤十字経由で送らせていただいた状況です。

 

ではまた。

大井川鐡道の旅

こんにちは。

 

少し前、12月の上旬に大井川上流の秘境を訪ね、アプト式鉄道(南アルプス アプトライン)に乗る旅に行きました。

 

まず新幹線で掛川駅へ。
掛川は、現役時代に勤めていた会社の工場生産関係の会議で何度か来ましたが、個人的な旅行で訪れるのは初めてです。

 

駅を出て、申し込んだツアーのバスに乗り、一路 大井川に沿って上流へと遡ります。
大井川と言えば、江戸時代の東海道で険しい箱根山岳越え以上の難所だったという水量の多い大河という印象ですが、上流まで来ると次第に深い谷となって来ました。

 

これから向かうのは、南アルプスの谷を走る大井川鐡道 井川線の秘境です。
大井川鐵道井川線は、またの名を「南アルプスあぷとライン」とも言い、大井川水系のダム建設のために作られた歴史を持ち、今は奥大井の観光列車として運行しているそうです。
ハイライトは、接岨湖の左岸につき出た半島状の場所に立地する「奥大井湖上駅」で、秘境の駅として自然派の旅行者の間で人気が高い所です。

 

ジグザグの険しい山道をバスが登って着きました。
バスを降りて数分歩き、なるほど、これは聞いていたとおりの絶景感があります。

駅と言っても短いホームがあるだけで、駅舎は見当たりません。

 

が、奥に何か建物が見えます。
ズームして写すとロッジのようです。
あとから調べると、「レイク コテージ 奥大井」というそうです。例えば ここで一晩泊まるとすれば、なかなかの隔絶感でしょう。(泊まりませんが...)

 

遠景からの湖上駅を堪能したあと再びバスで、この時間のダイヤに沿ってアプト式電車が始発する長島ダム駅へ。

 

大井川鐡道のホームページによると、
南アルプスあぷとライン」の特徴は、90パーミルという日本一の急勾配を走りますが、それを可能とするために、ラック式鉄道の一種である「アプト式」という方法を使っています。アプト式機関車には「ラックホイールピニオン」という坂道専用の歯車が付いていて、線路の真ん中に敷設された「ラックレール」という歯形レールを噛み合わせて坂道を上り下りしますが、現在日本でこのアプト式列車に乗ることができるのは、大井川鐵道南アルプスあぷとラインだけ、とのことです。うん、レア感がある!

 

長島ダム駅のホームで待つこと数分、いよいよアプト式機関車がやって来ました。

 

この先の進行方向(下り)は急坂で、駅ホームの「アプトいちしろ駅」側の線路には、歯車敷設の軌道が始まっているのが見えます。

 

鮮やかな赤い車体は客車で、4両ほどの客車を引っ張って急坂を登り下りします。

 

のちほど訪れる新金谷駅に「ラックレール」の展示があったので、その写真をここに載せます。

 

アプト列車で谷川に沿ってゆっくり下ります。川岸はちょうど紅葉が美しい。

 

 

さて、アプト式列車に別れを告げて、千頭駅に来ました。
ここは、機関車トーマスの待機駅として、子ども達に大変人気がある駅だそうです。

 

このあと 少し離れた場所の 今夜の宿に入ります。

 

翌朝起きて、ホテルのテラスから見る大井川の景色です。
鐡道の赤い鉄橋が山の緑に綺麗に映える。 今日も快晴のようです。

 

今日の最初の訪問地は、蓬莱橋。以下、島田市のホームページの引用です。
大井川にかかる蓬莱橋(ほうらいばし)は、全長897.4メートル、通行幅2.4メートルの木造歩道橋で、現在も農道として利用されており、貴重な歴史的土地改良施設として県内外から多数の観光客が訪れています。平成9年12月30日には「世界一の長さを誇る木造歩道橋」としてイギリスのギネス社に認定されました。(以上、引用。)

 

蓬莱橋のちょうど中ほどです。それにしても長い!

 

この時期、大井川の水量は少なかったです。
橋の上からの大井川の流れの様子です。

 

なお、橋の対岸は牧之原大茶園へと続く散策路となっているそうです。

 

元来た川岸に戻りました。
イベント広場には、蓬莱橋が世界最長の木造橋と認定したギネス認定証のPLAQUEモニュメントがありました。

 

 

更に広場の奥に勝海舟像がありました。
勝海舟は、1869年から牧之原台地の開墾に従事した旧幕臣たちを物心両面で支えたと伝えられ、このことが現在の島田市の盛んなお茶の生産にも繋がっているそうです。
この功績をたたえて、牧之原大茶園を望める場所に勝海舟像を設置したとされています。

 

さて、旅は進みます。

 

アーバスで再び新金谷駅に来ました。大井川鐡道の大井川本線でSLに乗るためです。

 

ホームには既にSLが待機しています。  C10型 8号機ですね。

 

運転機関室。室内も真っ黒ですね。

 

客車の乗車口デッキ、レトロな雰囲気です。

 

車内は、天井の形と言い扇風機と言い、かなりレトロムードです。

 

 

アプト式トロッコ列車に乗ることと 湖上駅を見ることを目的に参加したツアーですが、小学生以来の何十年かぶりのSL乗車も付いており、蒸気機関車の煤のにおいも堪能?しました。

 

新金谷駅で撮った写真を何枚か載せておきます。

 

駅の改札。

 

駅員事務室が見えました。
旧式の運行管理パネルがなんとも言えず不思議な光景です。

 

駅舎外側の郵便ポストもレトロムードを醸し出しています。

 

山深い自然の秘境と復古調を満喫した旅となりました。
これからも事情が許す限り旅の機会を持ちたいものです。

 

ではまた。